クズはクズのために

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加藤崇敏 17歳 夏 ミーン ミーン ミーン 「あー、あっつい。マジで今年の夏はヤバイぉ… コカコーラで股間濡らしてきたけど、ベトベトするぜ!」 そう、その日の俺は絶好調だった 原因は昨日の俺の誕生日にある 学校サボりまくりで中型免許をとった俺は、親父からバイクをプレゼントされた ーーー昨日ーーー 「崇敏!てめぇまた学校サボって免許取り行ってやがったな?」 親父は俺の首筋に包丁を当てて、充血した目で睨んできた 「あ?仕方ねぇだろうが。欲しかったんだよ… 今日で合格したからよ?明日から学校行くぜ!?ベイベー」 そんなこと言いながら俺の尿道からは確実にスプラッシュな液体が飛び散っていたに違いない 家の一階…縁側で親父は俺の襟を掴みながら包丁を振りかざした 「そんなお前に…プレゼントだよぉ!?」 親父は包丁を投げた 庭にある何かが破ける音がした
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