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すっぱり切れたシートが風でめくれ上がり、中身が露わになった
「こ、これは…CBX??」
「CB750k2だ…崇敏。CB750k2だ…崇敏。CB750k2だ…崇」
「うるせぇえよ!わかってるよ!?敵が…敵が欲しいんだよぉ!?」
月明かりに照らされたバイク
俺のバイク
…こんな希少なバイク、いったいどうやって買ったんだ?
綺麗な青色のタンク
マフラー[ダンカーニ]かよ?
「お前、暴走族やってんだろ?なら、必要だろうが」
「あぁ、最近、総長のくせになんでバイク持ってないの?馬鹿なの?死ぬの?って、チーム入ったばっかりのやつに言われてよ。
ムカついたからそいつのバイク海に放り込んでやったんよ?
あいつのケニー・ロバー…」
「やめろ、それ以上はまずい。パクリだ」
「とにかく、ありがとよ?親父。
もう死んでいいぜ。」
「うは、鬼畜」
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