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これでいい。これでいいんだ…。
もう、あの時のような思いはしたくない…。
あー…
嫌なこと思い出しちゃったな…。
わたしは本を閉じ、窓の外で楽しそうにサッカーをしている３年生の先輩たちを眺めた。
ホント、楽しそうだな…。
少し羨ましい気持ちで見ていると、一人の先輩と目が合った。
その先輩はものすごい笑顔でジャンプしながら手を振ってくる。
はぁ……
呆れながら目を逸らし、本を読みはじめる。
バン!!!
２分も経たないうちに教室のドアが勢いよく開いた。
。
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