~第1話~

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その人物はズンズンと足を進めて、わたしの横でピタリと止まった。 「おい!なに無視してんだよ!」 怒鳴るような声でわたしに話しかけてきた。 なにあれ…というような目で周りがわたし達に注目している。 「鈴村先輩。なにか用ですか?」 スッとその人物を見据える。 わたしはあえて知らないふりをした。 その人物はさっきの先輩だった。 。
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