プロローグ

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「オラ!!!謝れよ!!!産まれて来てごめんなさいって!!!」 彼が嫌われる最大の原因は父親にある。 彼の父親は人殺しであった。しかもそれは1人2人ではなく数百もの数であった。父親は捕まり死刑。母親は処刑前に自殺。父親の処刑により万事解決したかと思われたが怒りの治まらぬ世界中人々の恨みは全て少年にきた。 自体を重く見た各国の政府は一番勢力のある国レフェティスに少年の全てを一任した。レフェティスは少年の人権を剥奪し、忌み子として国に置いた。 それから10年、殺人鬼のことは徐々に忘れられ恨みが薄れ少年の存在も一部の貴族やトップにしか知られなくなった。 それでも少年は忌み子としてずっと生きてきたのだ。
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