もっと愛させて。

出会い

～昼休み～

結羽『奏～!! 可愛いお客さんだよ～
誰もいない教室で襲うなよ～♪』

奏『…バーk……げっ…』

愛『…ぁの、奏さん！
…少しお話しませんか？』

奏『…別に…断る理由は無いからイイけど……。』

愛『本当ですか!?
ありがとうございます！』

奏『………。』

愛『あの…あのｯ!!
奏さんって、なんで恋愛をしないんですか？』

奏『…さっそくか…。
………聞きたい？』

愛『はいｯ!!』

奏『……俺さ、昔…恋人いたんだよね…女の……。』

愛『そうなんですか…。』

奏『ん…、でさ…。
…まあ………ぁの…。』

愛『…なんですか？』

奏『……俺…DV…してたんだよね…。』

愛『ぇ!? …D…V…!?』

奏『……ん…、そんでもって究極のドSでさ…。
……スゲーそいつを苦しませた……。

…だから、もう俺は…恋愛できないし、しないんだ…。』

愛『……そうなんですか。
…でも、私…それでもいいです!!』

奏『…は？』

愛『…DVされてもいいです!! それでも好きなんです！』

奏『……じゃぁ、付き合おっか？』

愛『…ぇ!?』

奏『…なに…嫌？』

愛『いいんですか!?
そんな…あっさり…』

奏『いーょ？
…DV女でイイなら…。』

愛『じゃぁ、宜しくお願いします!!』

奏『ん…、ヨロシクね(ﾆｺｯ』

愛『…ぁ…奏さんって、笑い顔…可愛いんですね！』

奏『…ありがと…。
…愛も可愛いよ？ 全てが……。

…全部、全部…俺のものにしたい……。』

愛『…いいですよ。
私の全てを奏さんのものにしてください。』

奏『…じゃぁ、俺から離れないでね？
…ずっとずっと…何があっても一緒にいてね？

1人にしないでね？』

愛『…分かりました!!』

奏『ありがとう…。』