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「…」
理解に苦しんだ私は、何度も何度も電話をかけ直しましたが、二度とその番号につながることはありませんでした。
「…ねぇ、アキちゃん、今日まり子ちゃん綺麗やったね。幸せの絶頂やったね。」
「いやいやいや、あたしまり子ちゃん知り合いじゃねーし。誰それ、篠田?」
その日私は、二次会、三次会とエンドレスで、100%中の100%を越える戸愚呂弟並みのフルパワーで友人の結婚式を祝っていた。
ーー結果余裕で終電を逃し、市内に住んでいる幼なじみのアキちゃん宅に深夜迷惑も省みずに泊まらしてもらっていました。
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