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君の考えていることがわからなくて、ムカついたり、心配したり、悩んだり、怯えたり、号泣したり、否定したり、肯定したりをずっと繰り返してたってのに、久し振りの君の声は至って普通に聞こえて、僕を複雑な気持ちにさせる。
だからって、こんなにも君が浸透している事実を否定出来ないのが悔しくて、わざと、意地悪なことを言う僕は、本当に素直じゃない。
でもとりあえず僕は、フラれたワケじゃなかったらしい。
そしてまた、君に翻弄されて途方に暮れる日々が始まる。それでも君を失うよりはずっといい。
……………はずだ。
そんな僕の日常。
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