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君との付き合いは短かったけれど、普通ならそれ知ってるだろってことすら知らなかったことに驚く。
誕生日や血液型は、最低でも、押さえておくべきだったのにさ。
ホント今更だけど、僕達の相性って、統計学的にはどうだったんだろう。
あ、でもすぐ別れたってことは相性が悪かったってことか?
だけど、そんな君が好きだった。
相性に関係なく、ビビりなくせに強がりなとこも、プライドなんてなさそうなのに人一倍プライドが高いとこも、要領が悪い上に不器用なとこも、弱ってる人や傷付いている人には弱いとこも、自分に嘘がつけないとこも、僕にちょっとだけ弱かったとこも、全部、全部。
そして、そんな君に、もう会うことも触れることも出来ない。
もうすぐ、君の好きだった季節が終わって、僕の好きな季節がやって来る。
ああ、
君と一緒に、こたつでぬくぬくしたかったな。
それすらもう、叶わないけれど。
そんな僕の日常。
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