第二章

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本日も気持ちのいい青空。 雲一つない歌舞伎町を番傘をさして歩く少女が一人。 沖田はこの少女をよーく知っている。 チャイナか… こんな所まで何の用でィ 心の中でそんなことを呟きつつ、沖田は考える。 チャイナが出掛けるとなると… 公園はこの近くにはねえし 志村邸は…確か方向が反対だ 仕事なら一人では行かないはず… …一体どこに向かってるんでィ 神楽が行きそうな所を考えてみたものの、全く見当が付かない。 まぁ考えてもしょうがねえや 沖田は神楽の後を追った。
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