始まりはいつも突然に

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―――… 「…う~ん…」 やっべ、頭いてぇ。 「ここは…?」 気付くと俺は見知らぬ空間にいた。 とにかく白。 辺り一面が、空すらも、真っ白だ。 だだっ広い空間っぽいが、なんせ白過ぎてよくわからん。 目がチカチカする。 なんでこんなとこに居るんだ? 確か俺はバイオレンスガールに吹き飛ばされて、電柱に頭突きかまして… その後の記憶が全くない。 気を失ってる間にここにはこばれたのか? 俺が頭を捻っていると、俺の10m程前の空間が突如として割れた。 というか、開いた。窓みたいに。
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