始まりはいつも突然に

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春の陽射しが暖かい、ある日の爽やかな朝。 俺、斎藤達也は死んだ。享年18。 学校にむかう途中に、まさか曲がり角でトラックとぶつかるなんて… そこはパンをくわえた美少女だろぉぉぉ!! なんて思ってる内に吹っ飛ばされた。 うん、即死級のダメージ。  思えば短い人生だったなぁ… でも友達多かったし、それなりに満足だったかなぁ…  彼女がいなかったのが残念だけど…………ん?彼女がいなかった?=童貞。 なんてこったぁぁぁ!! ピコン!ピコン!ピコン!  「先生!心臓が!」 「何ィィ!?」 ガバッ!! 「童貞卒業するまで死ねるかぁぁ!!」 バタッ。 ピーピーピー 「…止まりました…」 「あ…あぁ、そうだろう?  残念だが、彼は既に亡くなっている…」 俺はやっぱり死んだ。 スイーツ(笑)
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