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『夜天君、お仕事お疲れ様。撮影は順調?』
「ん・・・・まぁ、今の所ね。ったく、なんで僕がやらなきゃいけないんだか」
『アハハ;・・・・夜天君、歌う事以外のお仕事ってあまり興味ないもんね;』
苦笑にも似た声でうさぎがそう言った事に僕は少し驚いた。
「・・・・・・何でそう思うの?」
『雑誌の撮影の休憩時間とかに見る夜天君、面倒臭そうな顔してるよ。今の夜天君の声、その時に聞く声と似てるから・・・・やっぱりそうなのかなぁって』
あれ?違った?;っとうさぎの少し慌てた声が電話の向こうから聞こえたが、夜天の耳には届いていなかった。
「よく・・・・見てるね//;」
なんだか恥ずかしくなって、夜天はガクリと頭を垂れた。
†゚。*。゚繋ぐ空゚。*。゚†
たまに、月野は僕らの仕事場に来る事がある
忘れ物したりして此方から呼んだり、会いたくなって来たりと理由は色々あるけれど・・・・
まさか、そこまで見られてるなんて思わなかった//;
『それは・・・・だって、夜天君の事だもん//』
「・・・・何?今日はやけに素直じゃん」
月野の恥ずかしそうな声に夜天は、嬉しさと恥ずかしさで俯かせていた自分の顔をあげる。
『私は何時も素直ですぅ!』
「へぇ?」
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