短編其の壱

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「さてと。どこに居るのかなー。」 王様の部屋を出たあと、やはり私はあいつの部屋に行くことにした。 コンコン… 「はーい。どうぞ。」 あいつの声が聞こえた。 ゆっくりドアを開ける。 キィィ…。 「黒雪じゃないか!もうパーティー始まってるぞ?行かなくていいのか?」 「うん。お父様に用があって…。白雪と私のことで。」 白雪の名前を出すとあいつは少し驚いていたが、 構わず続けた。 「白雪を殺した犯人がわかったの。」 私はあいつに近づいて、耳元で囁いた。 「お と う さ ま」 バァン!!!! 銃声が鳴り響く。
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