変態現る

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俺が爆笑していたら、急に真剣な顔になった神がこちらを見据えて言った。 神「故に知り、故に知り得ない、それ故に今が在る。 油断したら死ぬよ、 それだけは言える。 まぁ 一応忠告って事で、 いきなりシリアスになって悪いね(笑) あと、魔法の属性は『変態』のみね。 一般常識はいらないよね?」 陽「あ、ああ了解した。つか、まてw変態ってなんだ?笑www」 神「自ずと分かるよw、じゃあまたね、変態君」 陽「変態じゃないケモナーだ!!!いや、ロリコンだった、いやどっちもだ!!」 神「それを変態と言うのだよw」 陽「分かっているじゃないか笑w同志よwww」 神「同志ではないよw」 そう言うと神おもむろにピアスを取り出して右耳にのみつける。 何だか爽やかな顔をしている神。 陽「っw 良いセンスだw」 そゆことか爆笑wwwww 神「所で、そんな装備で大丈夫か?」 陽「大丈夫だ、問題無い」 神「素っ裸で?w」 「「ぎゃははははははは!!!」」 キャラが崩壊している二人(笑) 10分後、 いろいろやり取りを終えた二人は落ち着いた。 神「じゃあ本当にまたなw」 陽「ああ、またw」 挨拶を済ませると側に真っ黒い穴が広がった。 神「この穴から落ちれば転生される」 陽「ありがとう」 陽はそう告げると、なぜか神の方へ行き神に背を向けて穴の手前に立っている。 つま先が穴の方に出ていて、重心を前に倒せばそのまま落ちれる位置にいる。 だが、落ちる気配が無い。30秒経ったが、後ろを向いたまま微動だにしない。 ウリエル「っ! オールグリーン!」 神「なぜ分かったウリエル笑w」 ウリエル「降下準備… カウント…5 4 3 2 1――」 神「鳥になってこい!www」 陽は重心を前に倒し、重力に身を任せ落ちていった。 神「なぜ分かったウリエル?w」 ウリエル「直感です。なぜか言わなければならない気がしたので(笑)」 神「そうかw、それにしても面白い奴だったなwどうだウリエル?人間も欲深い奴が多いわけじゃない」 ウリエル「確かに好感は持てました。変態ですが…」 神「確かにな笑w」 残った二人そんな事を会話していた。
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