8話 KKKの力

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班目 「頼む!!」 必死でお願いして 金田 「・・・・・・わ、分かった。だが、条件がある」 班目 「条件?」 金田 「あぁ。もし、俺が桜難を去った時にKKKとして面倒を見てくれるか?」 班目 「勿論だ!俺はお前みたいな親友に出会えて良かったよ!」 そうしてKKKとブレーキTの連合軍が誕生したのである 金田は早々に全員を集め、このことを話した 約80人、全ての者が金田に着いて行くと誓い、桜難から姿を消したのだった ーーー4月21日朝ーーー タツミは無傷で登校して、その凄さに亮平は唖然としていた 一方街の方では、昨日の戦いから一転、なかなかKKKが現れる気配がない そんな話をしてるうちに桜難へ着いた 案の定人が居るなんて気配がないのだ しかし、校門の前に長身のヤツが立っている ? 「よう!あんたが瓜生神狼か?」 タツミ 「あんた誰?」 ライアン岩峰 「僕はライアン岩峰」 ライアン? 亮平 「ライアン岩峰?ま、ま、まさかあのバトルロワイヤルで最後まで生き残った、あのライアン岩峰!」 タツミ 「あんた強いのか?」 ライアン 「試してみるかい?ボーイ」 するといきなり殴ってきた タツミは条件反射でサッとかわし、カウンターでボディに入れた ライアン 「グッ」 効いたみたいだ ライアンは一瞬眉をひそめる ライアン 「さすがにやるな!」 ライアンは笑顔を見せ、一旦間を空けた タツミ 「いきなりは無いだろ?おい」 ライアン 「まだまだ!!」 更に、左右のパンチで攻めこむが、タツミはサラリサラリとかわし 顔に来たパンチをグッと止めた タツミ 「いいパンチ持ってんな?お前」 ライアン 「ニヒッ!」 ニヤリと笑った後、タツミの腹を蹴飛ばした タツミ 「グワハッ・・・テメェ」 プツンと何かが切れた ライアン 「そうそう!その目だ、ウルフマン」 タツミの眼光が狭い空間に一閃した
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