1、腐男子、圧倒される。

6/19
前へ
/41ページ
次へ
しばらくすると、男の声がした。 『ハロハロwwww君が転校生君?今門開けるねーwww』 マイクのような所から軽そうな男の声が聞こえてきた、と思っていたら僕の返事を待たずに巨大な門が開いた。 ――ギギギギギィ… そして、扉が開いた瞬間にさっきの軽そうな声の主が僕に近づいてきた。 彼は金髪の髪で目元を隠して耳にはピアス、制服は適度に崩した感じで見た目完璧チャラ男だった。 「初めましてwww俺がチャラ男日記の製作者…怜夜だよ☆」 …そう、彼こそが僕の師であり同士の"チャラ男だけど腐っててごみ~んにwww"さんだ! 鏡「初めまして。僕は近衛 鏡弥です。よろしくお願いします。先輩。」 怜「なるほどなるほどwwww君があのレイン君かwwwwいやぁwww面白くなってきたねぃwww」 怜夜さんは僕をじっくり見た後、鼻から赤い忠誠心を出していた… 鏡「あの…先輩…」 怜「あ、わりぃwwwついねwwww」 流石は師匠だ… と、どこか呆れながらも僕は自然と笑顔になれた。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

55人が本棚に入れています
本棚に追加