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蓮「鏡弥……」
鏡「物凄く気持ち悪いので放すのだよ。」
しばらく逃げていた僕なのだが、以外にしぶとかった潰し屋についに捕まり、何故かソファーに押し倒されていたのだよ。
何故だ…僕はコイツに嫌われる言動はしても、好かれる事はしていないのだよ。
あれか?
BLはファンタジーだからか?ふざけるのだよ。
蓮「………鏡弥…」
鏡「ンッ…っ!…やめるのだよ…」
ヤバいのだよ。
押し返そうと御門院の肩を掴んだら、逆に手首ごと捕まれて頭の上で縛られたのだよ。
しかも、僕のネクタイで…
シワがついたらどうしてくれるのだよ。
そして、それに続いて首筋を舐められたのだよ。
これは、少し焦らないとピンチなのだが…
――ギッ…
鏡「っ…」
どうやら、僕が苦手な縄の結び方をしてくれたらしいね。
結び目が固くて上手く縄抜け出来ないのだよ。
蓮「……クス…逃げられませんよ?鏡弥…」
鏡「…ッ!…フッ…ハァ…」
コイツ…
無駄に上手いのだよ…
口を開けば否応なしに変な声が洩れるのが悔しくて悔しくて………
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