1、腐男子、圧倒される。

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蓮「鏡弥……」 鏡「物凄く気持ち悪いので放すのだよ。」 しばらく逃げていた僕なのだが、以外にしぶとかった潰し屋についに捕まり、何故かソファーに押し倒されていたのだよ。 何故だ…僕はコイツに嫌われる言動はしても、好かれる事はしていないのだよ。 あれか? BLはファンタジーだからか?ふざけるのだよ。 蓮「………鏡弥…」 鏡「ンッ…っ!…やめるのだよ…」 ヤバいのだよ。 押し返そうと御門院の肩を掴んだら、逆に手首ごと捕まれて頭の上で縛られたのだよ。 しかも、僕のネクタイで… シワがついたらどうしてくれるのだよ。 そして、それに続いて首筋を舐められたのだよ。 これは、少し焦らないとピンチなのだが… ――ギッ… 鏡「っ…」 どうやら、僕が苦手な縄の結び方をしてくれたらしいね。 結び目が固くて上手く縄抜け出来ないのだよ。 蓮「……クス…逃げられませんよ?鏡弥…」 鏡「…ッ!…フッ…ハァ…」 コイツ… 無駄に上手いのだよ… 口を開けば否応なしに変な声が洩れるのが悔しくて悔しくて………
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