1、腐男子、圧倒される。

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ふむ…真羅鷹斗(シンラタカト)… 鏡「珍しくもない名前だが…一応僕の担任のようだから、覚えておいてやるのだよ。有り難く思え」 鷹「ますますムカつく……ケッ!!どうせ見た目ホストですよ!!!」 鏡「貴様は僕の執事より劣っている上に下品だからな。…しかし、僕の執事とどちらがホストっぽいか対決したら、必ずカイが勝のだよ。所詮、見た目ホストだけなのだよ。」 鷹「んだとぉ!?」 こんな頭悪そうなのが僕の担任に務まるのか? 否、無理だな。 鏡「…ひとつ…貴様に忠告をしてやるのだよ」 鷹「あ?」 鏡「確かに僕は、今日から貴様の担当生徒になった。…だが、命が惜しければあまり僕に関わるな。」 鷹「は!?何意味わかんねー事……」 鏡「頭の悪そうな駄教師に、わざわざこの僕が忠告をしてやっているのだ。きちんと聞いていた方が良いぞ?」 鷹「だからなんでお前といると命狙われるんだって……!!」 ――チャカ… 僕は懐に収めていた銃を駄教師に向けた。 鏡「………僕の言うことは絶対だ。逆らう事は認めない。わかったな?」 鷹「……………残念だが俺ぁ、諦めが悪いんでね…知りたい事があったら何でも聞く!!それが俺のポリシーなんだよ…だから、お前がどこぞの誰様だろうが、今日からお前は俺の生徒だ。その事に変わりはねぇ」 強い目だな。 あれか?男前受けなのか? 萌えるのだよ。
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