2、腐男子、尊敬される。

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鏡「それだけではないのだよ…だが、貴様とはいい同士になれそうなのだよ。」 呉「どう…し…も、もしかして…近衛様…貴方は……腐のつく…」 鏡「ふふ腐…僕は男前属性とツンデレが好きなのだよ。」 呉「敬語腐男子キター(・∀・)ーwwwしかも俺も男前とツンデレは好きだ!!鏡弥!!」 鏡「ふっ…特別、貴様だけ名前呼びを許可してやる。呉羽よ。」 ――ガシッ!! 僕らは互いに手を組んだのだよ。 呉「鏡弥、寮の部屋何番だ?」 鏡「……少し待っていろ」 そう言って僕は鞄からパソコンを取り出した。 ――カタカタカタ… 鏡「211なのだよ」 呉「チッ…俺の隣かよ………って、待てよ…まさか…!?」 鏡「どうしたのだ?」 部屋番を言うと、いきなり呉羽の表情が変わった。 呉「鏡弥…落ち着いて聞いてくれ。」 鏡「まず、貴様が落ち着くのだよ。」 全身から脂汗吹き出てる奴に言われたくないのだよ。 呉「その…211には…学校一の不良…一匹狼である、鮫島桐生(サメジマキリュウ)がいるんだ…」 一匹狼…だと? 鏡「この僕が総受けにしてやるのだよ。」 ニヒルな笑みを浮かべる僕は正しいのだよ。
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