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鏡「カイ?ここでは僕は自分の正体を隠します。ですので、無駄な権力争いに巻き込まれる事はありません。…けど、正体を隠す事になると無闇にカイと会えることは愚か、連絡もごく少なくなります。………賢いカイなら分かりますね?別に今生の別れになるわけではありません。時間と機会があればいつでも会えます。……だから泣かないで下さい…僕の大切なカイ…」
カ「もぅ…し…わけ……あり、ませ…ん…きょうや…様っ……」
嗚呼…可愛いカイ…
どうして僕なんかに惚れてしまったんだ?
カイは僕が生まれた時からずっと側にいてくれた。
僕の両親は、世の中を仕切る金持ち権力者の中でトップであり、つまりはまぁ凄い金持ちなのだよ。
そんな両親の間に生まれた僕は後継ぎとして育てられたが…
母上様が…
『なに?鏡弥が後継ぎ?やらせるわけねーだろ!寝言は寝てから言え!この糞亭主!!俺の後継ぎは女に継がせるって決めてんだよ!!』
と、言い…
後継ぎは僕の次に生まれた妹になった。
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