星降る夜に。

ある時、妾の居城・天星宮へ"星の落とし子"を招いた。妾の様に星の主として生きる者は、宙を駆ける流星騎士団が集めてくる星屑を受け取らなければ命を繋ぐ事が出来ない。その星屑を妾の遣いとして受け取ってもらう為に、彼を呼んだのだ。儚い生命を生きるこの星の民の中で、この宇宙に存在する星の主が力を分け与えた生命体"星の落とし子"ならば少しでも永く妾の元に、と―― 　

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