火に入る騎士

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俺達は崖から身を投げた。 恐怖で泣きわめく俺を 二人があやす様に 慰める様に抱きしめ そのまま崖の下へ。 嫌だ死にたくない。 最後まで強く叫んだ。 あまりの恐怖心から俺は 途中で気を失った。 気が付くと 空には大きな満月が昇り 俺は血だらけの母に 抱き抱えられていた。
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