~プロローグ~

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「「ひ、ひいぃぃぃぃ!な、何でもありません!?…失礼しましたぁ――!!」」 殺気を出しただけで脅えやがって…雑魚が。 脅えたデブとノッポはアニキを連れて逃げて行った。 「はぁ…気分害した。さて、暇だし鍛練でもするか!…ん?」 周りを観ると何もない荒野だった… 「何処だ…此処…」 …おかしい…俺は家にいた筈だ…何故こんな訳もわからない場所にいるんだ? まぁまずは思い出してみよう…一体何が起こったかわかる筈… ……………俺は鏡 悠。毎日喧嘩に明け暮れ退屈な日々を過ごし、暇な時は我流で武術に励んでいた。んで昨日も帰り道喧嘩をし、半殺しにした後、家に帰宅しそのまま寝た…………………筈だ…筈なんだ。 悠「さっぱり解らん……しかも服装変わってる…?」 黒のズボンに黒シャツ………思いっきり悪って感じがするな… いや、まぁその扱いには慣れてるけどな……… 悠「ふぅ…つい感傷的になっちまった…とりあえず人がいる所を探そう」 悠は人がいる所を探すため歩き始めた。
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