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悠「はぁ…」
歩いても歩いても荒野ばかり…全然人がいる気配がない。
悠「…あークソ!!いつまで歩けばいいんだよ!?」
悠の叫びは虚しく響き渡る。
…どーなってんだよ此処は!?
腹まで減ってきやがったぜ!畜生…
それからまた暫く歩くと街が見えてきた。
悠「やっと見つけた!?…約二kmか…よし、走って行くか!」
ダッ!…
走ると今までの自分では出せない速度が出た。
うおっ!なんだこのスピードは!?…っは!そういえばやけに体が軽い…俺どうしたんだ…?
悠「…ま、いいや!考えても解んないし…」
そのまま走り続けて何十秒…着いた。
悠「呆気なかったな…さて、入るか」
街に入ると人がいた…当たり前だが…
ただ歩いてるだけなのに周りは俺をじろじろ見ている…俺は見せもんじゃねぇってのに…
まぁそんなことはどうでもいいとして、情報を集めるため此方を見ている一人の男性に話し掛けてみた。
悠「おい…ちょっといいか?」
「ひ、ひいぃぃぃ!?すッ…すいませんでしたッ!!!」
…は?謝られた…俺何かしたっけ?
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