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さっきまで口を引き結んでたのに、平井は諦めたように開いた。
舌を差し込み、絡ませた。
「ん、」
身体を抱き寄せ、しつこく舌を絡ませる。
唾液がどっちのかわかんなくなるくらい、キスをした。
「…ふっ、ん…しつけー…」
顔を押し返し、平井はそっぽを向いたから、その滑らかな背中を撫でた。
「擽ってー、って…あああもお!なんなのお前、俺初めてづくしだったんだけど!」
ガバリと身を起こし、眉を寄せて呻いた平井に笑う。
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