―始―

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「そうこなくっちゃっ」 明菜は自分の意見が通るとなると目を輝かせ まるでやんちゃな子供のように喜んだ 「テーマが決まりましたか?」 クラスの中を巡回していた岡村が未来達の元へ来ると彰の手元にあるルーズリーフを覗き込んだ 「これは興味深い内容ですね」 「いや、具体的にどの伝説を調べるとかまったく決まってないんだけどさ」 「明菜ちゃんはいつも行き当たりばったりだもんねっ」 「それを言われると辛いんだよねぇ…」 棗は明菜の頭を撫でると 明菜は間が悪そうに肩を竦めた
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