8人が本棚に入れています
本棚に追加
「何か思いついたのかな?」
棗が面白いことを期待するように微笑んでいた
「また明菜の考えることだからろくでもないんだろ?」
「確かにな、あんま期待しない方がいいな義明」
「これから話そうっていうのに興ざめするようなこと言わないっ!」
勢いよく振り上げた手をその勢いのまま机に振り下ろす
バンッ!
と小気味のいい音を響かせると、明菜はニヤリと笑った
「龍ヶ崎の伝説の探る探検にしようじゃないかッ」
「わぁっ 面白そうだねぇ」
棗はケラケラと笑いながらパチパチと手を叩く
「…メンドクセ…」
最初のコメントを投稿しよう!