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学校なんてつまらない所だ。
周りは友達や恋人とわいわい楽しんでいる。
そんな中、私は1人ポツンと窓側の自分の席に座って外を眺めているだけ。
教室の扉の方から人を呼ぶ声が聞こえ近づいてくる足音はもちろん私の所で止まるわけ無く隣の席の前で止まる。
もう少しで私の所にも来れるだろうが知り合いでも何でも無いから来られても困るのは私なのだけれど。
もしかしたら話しかけてくれる変人が居るかも知れないと思ってしまう。
誰も私には気付かないのか見向きもしない、虐めでは無いだろうけどたまに本当に影が薄いのか先生にも気付かれない時がある。
いや……生徒や先生だけじゃない。両親にも居たんだと言われる。
酷いと思うが薄いのは仕方ない、両親のどちからの家系に多分居るんだろうね、その人譲りだろう。
仕方ないと片づけるほど慣れてしまった私は慣れちゃ駄目だと脳内で1人突っ込みをする。
痛いなんて誰も思わないだろう、脳内だけの会話だから。
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