異世界

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男は木々を避けながら、走っていた。 否、逃げていた。 額に汗が浮き出るのを感じながら。 追っ手は段々と近付いてくる。 溜め息を吐いて、今まで走っていた方向に背を向けると、 鞘から剣を抜いて、構えた。 追っ手はピタリと止まり、襲いかかってこようとした……………………………………が、 それは、上から降ってきたモノによって、止めざるを得なくなった。
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