第二章

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私は青年にまた視線を戻すと 「どうほう…?」 と尋ねた。 青年は私の横に来て静かに腰をおろし、 「仲間だ」 と言って煙管を加えて煙を吐いた。 私は青年と刃紅を見比べた。 刃紅には尻尾も耳も見当たらない。 青年は悲しそうに話し出した。 刃紅の…過去を。
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