桜舞う季節-出会いと初恋-

第一章

小学4年生の春。

私は体がとても弱く、
よく祖父母に預けられていました。

私が住む東京はあまり体が丈夫ではない私にとっては環境が悪く体調を崩しては入退院を繰り返していました。

そんな時、両親の転勤に伴い
私は祖父母の住む田舎に
引っ越す事になりました。

車でお祖父ちゃんが迎えに来てくれて、東京から車で6時間弱の場所にある田舎に私は心を踊らせながらお気に入りのワンピースを来て窓の景色を見ていました。

そして、祖父母の家に着くと
自分の部屋に行き、ランドセルや教科書などを箱から出して机に並べ、服なども押し入れにしまい、その日は終わりました。