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はぁ……人の気も知らず
って感じ……もう最悪
昼休み――――――
｢やっとお昼ご飯だぁ｣
｢愛奈はホントご飯の時に
なると凄く元気になるよね｣
｢ご飯を食べると元気に
なるのは当然よ。栄養
バランス考えて毎日、
チョイスしてるんだから｣
｢勇斗にも食べさせてやんなよ｣
｢アイツのはいいの！いつも
購買でパンとコーヒー牛乳
買って食べたりしてるんだし｣
｢うわぁ～何て不健康｣
｢不健康で悪かったな。
こう見えても俺はこの
１７年間体調崩したこと
ないんだからな｣
｢今は平気でも大人になって
からが大変なんだからね？｣
｢さすが世話女房｣
｢だからそんなんじゃ｣
｢別にいいんじゃね？
愛奈は良妻賢母って感じだし｣
｢勇斗は良いとこ見てるねぇ｣
｢茶化さないでよ｣
良妻賢母は認めるけど……
世話女房じゃないもん
二人ともホントに調子に
乗るから困る……
つべこべ言いながら
お弁当を食べる
｢愛奈の弁当はいつ見ても
旨そうだよな｣
｢当たり前よ。料理歴１０年
なんだから｣
｢美味しくて当たり前か｣
｢由奈もこれくらい出来るように
ならないとねぇ｣
｢作るの面倒くさいもん｣
｢毎日学食は……ねぇ｣
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