高3の1学期

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「だって安いし早いし 美味しいんだもん」 「それにしてもよく毎日毎日 飽きないよな?」 「だって日替わりランチとか ラーメンとかうどん・パスタ 定食・丼物とかメニューが 豊富なんだもん」 「だからと言って毎日学食じゃ 貯金も出来ないよ?」 愛奈は呆れたと言わんばりな 表情で由奈にそう言った 「大丈夫よ。うちのパパ 大会社の社長だもん」 「だからと言って……」 やれやれと言った感じで 愛奈は完全に呆れ返った 「ってことは由奈は社長令嬢?」 「ンフフ。そうゆうこと」 由奈は満面の笑みで言う 「という割には学食って 案外、庶民派なんだな」 「私には庶民の味の方が 合うみたい(笑)あんな 豪華なディナーなんて 私には勿体ないくらいよ」 由奈らしいというか そうゆうところがあるからか 社長令嬢とは思えないくらい 私たちのような庶民って 感じがするんだろうなぁ 飾らないって感じだから
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