殻だけの実

6/6
前へ
/41ページ
次へ
それが決まり。 しかし、そんな世界は変わっていく。 私はブランコに座っていた。 仕事帰りのおじさん等がぼちぼち通る。 そんな帰り道に近づいてきた。 「こんばんわ」 美果と同じぐらいの男の人。 ウルフカットの髪型をした優しそうな方。 「こんなところでどうしたの?」 男の人は聞いてくる。 会ったことのない人。 学校の男子と同じなのかな? 色々、考える。 「よかったら、一緒に帰らない?」 微笑みながら、声をかけてくる。 色々と話してくるから、不信に思い。 私は走って家に向かった。 これが出会いの始まり。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加