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6月3日 10:05
支度も終え30分程度暇になった僕は彼女の肩を揉んでやった。
彼女の肩はとても小さく
けれどとてもこっていて。
昔肩揉みをしてやった母を思い出した。
『固いですねー』
などと彼女に笑いかけると彼女は同じように笑い
『ばかっ』
と投げ台詞を吐き 僕の手を退け家事をしに台所に戻った。
彼女が立ち上がる時に聞こえた
『有り難う』
には頬が緩んだな。
___もう時間か。___
『__行って来ます__』
僕は彼女の唇に触れるだけの口付けをし仕事に向かった。
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