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「う、嘘だー!!」
「ちょ…泣かなくても」
「泣いて、泣いてなんかないもん!!」
「涙目のくせに」
「うるさい!!」
そんなこんなしていたら
辺りは真っ暗になっていた。
(ヤバっ、怒られる…)
焦っていると
「暗いし、送っていくよ」
「いや、でも、悪いし」
「気にすんな。ほら、行くぞ」
「…うん」
結局、家まで(正確には家の近くまで)送ってもらった。
話してみると、結構共通点があった。
(コイツ…いいやつ、かも)
「マジ? ありがとう」
「…へ!?」
「「コイツ…いいやつ、かも」って言ったじゃん」
「まさか、また声に出てた!?」
「バッチリ!!」
「…///」
(は、恥ずかしい///)
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