Story.1

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「う、嘘だー!!」 「ちょ…泣かなくても」 「泣いて、泣いてなんかないもん!!」 「涙目のくせに」 「うるさい!!」 そんなこんなしていたら 辺りは真っ暗になっていた。 (ヤバっ、怒られる…) 焦っていると 「暗いし、送っていくよ」 「いや、でも、悪いし」 「気にすんな。ほら、行くぞ」 「…うん」 結局、家まで(正確には家の近くまで)送ってもらった。 話してみると、結構共通点があった。 (コイツ…いいやつ、かも) 「マジ? ありがとう」 「…へ!?」 「「コイツ…いいやつ、かも」って言ったじゃん」 「まさか、また声に出てた!?」 「バッチリ!!」 「…///」 (は、恥ずかしい///) .
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