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私達の関係は、いつから壊れてしまったのかな…
確か…
中学二年の冬
私が二人に、好きな人がいるって話しをした頃からだ。
あの頃から、二人の私に対する接し方が変わった。
今までの“対等”な立場から
“従属”な関係へと。
二人は必要以上に、私のすることを把握し始めた。
二人の監視の元何かをやっているみたいで…
息が詰まる。
だから逃げたのに…
中学三年の高校受験。
無理やり自分達と同じ高校に進学させようとしていた優と翔。
高校生になってまで、二人のオモチャにされるのは嫌だ。
入試当日
私は二つの教科を白紙で出した。
あの双子から逃げる為に。
結果は不合格。
ホッとした。
これで少なくとも学校では二人に関わることはない。
でもそんな私を、あの二人が許すはずもなかった。
テストを白紙で出したことまではバレなかった様だけど
一日中部屋から出してはもらえず
どっちが優でどっちが翔なのか分からない位、抱かれ続けた。
もうどっちでも良いか…
そう思いながら、最後は気を失ったっけ。
“自分達以外の男とは話すな”
“俺達の言うことは絶対”
“紗英に拒否権はない”
あの二人からの言い付け。
破れば、それなりの罰が私を待っていた。
痛いくらい酷く抱かれることはしょっちゅうだったし
恥ずかしいことも沢山された。
二人の機嫌が良い日には、気を失うまで抱かれ続けた。
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