【三角の秘め事】

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優「折角目隠ししてるんだから、見ないで当てられるものにしようね。」 紗「………。」 今日は何をされるんだろう。 優が口を開く度にドキドキする。 優「紗英はさぁ、俺と翔のキス見分けられる?」 紗「え…?」 翔「分かるだろ?それ位。」 そんなの知らない。 今まで意識したことなんてないもの。 優「目隠しして、俺達のキスを見分けることが紗英には出来るかな?」 翔「サービス問題だぜ?」 全然サービス問題なんかじゃない。 優「じゃあ、始めようか。」 優の一言の後 一瞬、静寂に包まれた。 一チュッ… 紗「んっ…」 二人の内、どちらかの唇が私と重なる。 生暖かい舌が口腔内をまさぐって 紗「ッ…んぅっ…」 噛み付くような、激しいキス。 直ぐに息が上がる。 最後はリップ音を立てて離れていった。 紗「はぁ…はぁ…」 これは…どっち? 考える余裕もなしに、次の相手が私の唇を塞いだ。 紗「ふっ…んんっ…」 逃げ惑う私の舌を素早く捕え、ねっとりと舐め回す。 私の呼吸さえも呑み込んでしまう様な感じだった。 .
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