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優「あ、紗英の初めては翔にあげるよ。」
翔「は?」
てっきり自分が最初に入れると言うと思ったのに。
優「俺はその横で、紗英が痛がって泣いている姿を堪能してるから。」
優のその冷たい笑顔には、たまにゾッとする。
俺はコイツと双子なんだよな…
俺自身、自分のことを相当の鬼畜だと思っているけど
優はそれ以上だ。
次の日の夜
何も知らない紗英を部屋へ呼び出し
無理やり全てを奪い尽くした。
シーツには血が点々と付いていて
その横には泣きながら俺に怯える紗英の姿。
紗「ふっ…うぅ…っ」
翔「紗英…」
やり過ぎたか?
泣きながらピクリとも動かない。
ソッと手を伸ばそうとするも
優「はい、次は俺ね。」
優によってそれは阻止され、ぐったりしている紗英の身体を抱き起こす。
紗「や…やめ…」
優「ダメだよ。俺のもちゃんと覚えてもらわないと。」
俺達が紗英を解放したのは、日付がとっくに変わった頃。
意識のない紗英に、ソッと布団をかけてやる。
優「これで紗英は俺達のものになったね。」
そう言って、優は紗英の頬にキスを落とした。
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