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翔「おっせーな、紗英の奴。」
午後四時半
いつもの時間を過ぎても、紗英が来ない。
電話しても出ない紗英に、翔のイライラが募る。
優「学校で何かあったのかもね。」
連絡位してくれても良いと思うけど。
翔「大体アイツが俺等と同じ高校に落ちなきゃ、わざわざこんなことしなくて済んだによ。」
そう言って翔は舌打ちをした。
“落ちた”ね…
優「フッ…相変わらず読みが甘いね、翔は。」
翔「何だよ?」
優「紗英の頭で、あの高校に落ちる訳ないだろ?」
紗英はわざと高校を落ちたんだよ。
俺達から離れる為に。
まぁ…そう簡単に逃がしたりしないけど。
翔、紗英がわざと受験に失敗したことに同様した?
眉間にシワが寄ってるよ。
翔「そんなに俺等から離れたかったのかよ…」
優「だろうね…」
ずっと縛り続けてきたし、解放されたかったんだろう。
翔「紗英の奴…」
優「怒るのは分かるけど、それを紗英に打つけないでよ。」
翔「あ?何でだよ?」
優「合格発表の時、受験に落ちた紗英を二人で散々犯したじゃん。」
丸一日かけて、二人で交互に抱いてたっけ…
最後は意識のない紗英をずっと犯し続けてた。
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