【怯える君の笑顔】続編

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私が処女をなくしたのは、中三の春休みの終わり頃。 正確には“なくした”ではない。 “奪われた”のだ。 相手は四つ年上の従兄。 その従兄は大学生で、私の高校受験の家庭教師をしていた。 大好きな優しいお兄ちゃん。 ずっとそう思ってた。 でもそれは、私の単なる想像でしかなかったのだ。 それは私が高校に合格し、家庭教師はこれが最後だと言う日のこと。 たまたま両親は出掛けてて、家には私と従兄の二人きり。 『ねぇ、奈々…』 奈『え…?』 私は突然ベットへ押し倒された。 奈『な、なに…』 『もう最後なんだし…他の“お勉強”も教えてあげる。』 いつもと違う従兄の顔。 ギラギラと目を光らせた“男”の顔だ。 そんな従兄に恐怖を覚え、必死に押し退けようとするもビクともしない。 奈『やっ…退いてっ…!』 『可愛いね、奈々。俺が全部教えてあげるよ。』 従兄の手が、服の中に入ってくる。 奈『やだやだっ…!』 気持ち悪い。 『胸、まだ発達途中なんだ…可愛い。』 触らないで… 手足をバタつかせて、必死に抵抗した。 .
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