幼女に息子扱いされましたのナウ。

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「では…改めてお邪魔します…ふぁぁぁ…」 背伸びとあくびをし、スタスタと部屋に上がり込むガイア… 大地は猫つまみでカオスを持ちながら部屋に戻り、椅子の上に置くように座らせガイアにその隣に座るようなしぐさを取ると自分は二人の顔が見える位置に座った。 「で…話を聞かせて貰いましょうか。」 大地はテーブルの上に両肘をのせ、手を組むと真剣な表情で二人を見つめる。 背後には何処かの司令官の様なオーラを醸し出しながら… 「それより!あたいは喉が渇きましたぁ~♪」 話を始めようとするなり、喉が渇いたと我が侭を言う。 そんなカオスに大地は舌打ちをしながら立ち上がり、キッチンへと足を運んだ。 「あぁ…ガイアさんは麦茶でよいですか?」 「グーグー…」 寝てるし… あきれながら大地は冷蔵庫からオレンジジュースと麦茶を取り出し、コップに注ぐと寝ているガイアとカオスの前に置きガイアの耳元で大きな声を上げた。 「起きろ!!!」 するとガイアはバっと起き上がり、大地の声を復唱しはじめた。 「起きろ!!!… おきろー…きろー…ろー…」 その声はまるでエコーがかかったかのように響き渡る。
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