幼女に息子扱いされましたのナウ。

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あれは大学二年の夏… 俺はいつもの様にバイト先のコンビニで品だしをしていた。 その日は初枝 ミコキャンペーンもあり、二番くじや限定商品が数多く入荷しており、普段なら夜10時には帰れる所、残業で12時にまでかかる始末。 心底へとへととなっていた。 「大地君。夜遅くまで悪いねっ。 まだまだかかりそうだから、少し休憩とって良いよ。」 「ありがとうございます。」 大地は店長に頭を下げると裏勝手口から外にでてポケットから外国産タバコ『ダークマイルド』を取り出し火をつける。 「今日は何時位になるかな… まぁ。明日は休みだからな。 明日はゆっくり昼まで寝よう。」 大地はタバコをふかす様にスパスパ吸い勝手口付近に置かれている灰皿へ投げ入れると思いっきり背伸びをして店内へ戻る。 出来るだけ早く終わらせなきゃな。 なら続きを終わらせてその後二番くじの棚替え、その後… あはは…午前三時は確定かな。 苦笑いを浮かべ作業に戻る大地。 ゆっくりやっていては三時所か朝になっちまう。 そう思いながら急いで作業を進め始めた。 「大地君。私も少し休憩してくるから少しレジも頼めないかい?」
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