変態という名の淑女です。byメイド長

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扉をくぐると、 王城ならではの豪奢なたくさんの噴水やら、 迷路みたいな庭園やら、 何百万種類にもわたる花が咲き、植物が生えている植物園やら、 あらゆる野菜や果物、香草がそろった菜園やら …とそれはもう凄かったです、ええ。 しかも、サラさんによるとさっきまでいた森も王城の敷地内だとか。 つまり家のなかにまた門があるということですかい? 王様マジパネェっす… 金持ちって…すごいね、うん。 その後、呆気にとられながらサラと話しながら城へと向かって行くが 「…城の中までどのくらいかかるんですか?」 門から入り、歩き始めて早30分は経つが城は一向に近くならない。 「あと、60分くらいですかね?」 …もう、ゴールしていいよね? 「魔法は使えないのですか?」 これがダメだったら、サラさん抱えて全力で城に向かって走ってやる。 テンプレなら身体強化されてるはずだし、されてなかったとしても元々化け物じみた身体能力だったし。
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