変態という名の淑女です。byメイド長

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「ただいまです」 サラさんはお断りそう一言言うとよろよろと部屋の隅に置いてある机に突っ伏した。 「疲れましたー」 「どうかしたんですか?」 ツッコまれなかったことに少ししょぼくれながらも話を聞く。 悲しくなんてないんだからねっ! 「ユーキ様のことを陛下に話してきたんですよ。でも、私、陛下ってちょっと恐いので苦手なんですよねぇ。 あの目で見られてると冷や汗が止まらないというか、無駄に緊張してしまって…。 はぁー、こんなことじゃいけないってわかってはいるんですけど…」 「へー、お疲れ様です。陛下とはどのような人なんですか?」 チート小説の場合、王様って腐ってるか、優しいかってイメージがあるんだけど… ここのは腐ってるのかな ? そんなことを考えているとサラさんはバッと身体を起こし焦った表情で私に駆け寄った。
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