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ボクはどちらかと言えば、
夏と冬の間に在る春と秋だな。
どちらにせよ中間的な季節だけど、
ボクに取っては丁度いい-ー。
「そういう負梨は、」
とボクの考えを聞いていた井神は、
「何でも中間的だよね-。」と言った。
「失敬な。中間的じゃない。普通的だよ。」
「あはは。どうだか。」
時刻はAM7:36。
場所は終業式に行く途中の道端。
ボクは幼なじみの女の子、井神瞳(イガミヒトミ)と一緒に登校していた。
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