7月23日 AM7:36

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ボクはどちらかと言えば、 夏と冬の間に在る春と秋だな。 どちらにせよ中間的な季節だけど、 ボクに取っては丁度いい-ー。 「そういう負梨は、」 とボクの考えを聞いていた井神は、 「何でも中間的だよね-。」と言った。 「失敬な。中間的じゃない。普通的だよ。」 「あはは。どうだか。」 時刻はAM7:36。 場所は終業式に行く途中の道端。 ボクは幼なじみの女の子、井神瞳(イガミヒトミ)と一緒に登校していた。
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