☆夏休み☆

3/8
前へ
/8ページ
次へ
「はーい、どなたー?」 ロングの自慢のポニーテルを触りながら玄関へ向かう。 「やっほー、舞ちゃんの惨めな姿が見たくて来ちゃった」 玄関にいたのは笹本風介。 私の幼馴染。 相変わらずの長い髪の毛、女子に負けないくらいの大きな目。 見れば見るほど女子そのもの。 嫌味ったらしい口調。 でも… 「救世主!!」 「は?」 「風介、ちょうどよかった!!舞ちゃんを助けて。」 そうだよ、風介に手伝ってもらえばいいじゃないか! 私の優しい幼馴染なら快くオッケーしてくれるはず・・・・ 「却下」
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加