2人が本棚に入れています
本棚に追加
「はぁぁぁぁぁ~~川原行った~~。」
弱弱しい声で風介が私に泣きついてきた。
可愛いとかちょっと思ってしまう。
小さい頃から弟みたいに可愛がってきたからな~…
とか考える。
「まったく、男らしくないなぁ。」
まぁ私1人っ子だから、
弟が出来たみたいで嬉しいのも事実。
風介も同じ気持ち。てか、この前言ってた。
『僕、兄弟も姉妹もいないから舞ちゃんがお姉ちゃんみたいで嬉しい』
付き合ってるとかそんなんじゃなく、
ただ単に義理の姉弟の関係。
付き合う気もない。風介もそう思ってる。
最初のコメントを投稿しよう!