6人が本棚に入れています
本棚に追加
「はい、そこまで。」
ヒョイッと体が浮く感じがして、私は誰かの腕の中へ。
思わず瞑ってしまっていた目を開けるとそこにいたのは……。
「てめぇ…桜井!?邪魔すんじゃねぇよ!!」
桜井と呼ばれた男の人は、ニッコリと爽やかに微笑んで不良共を見た。
「女の子に暴力は頂けないなぁ。柏木くん。」
柏木と呼ばれたリーダー格の男は桜井さんを睨みつけた。
「うるせぇんだよ!その女が先に俺様にジュースぶちまけたんだぞ!?」
「あぁ。だから柏木くんから甘い匂いが。服もベタベタだね(笑)。」
「笑い事じゃねぇよ!!(怒)」
2人の凄まじいオーラに呆気にとられて、2人を交互に見る。
何だか急な展開についていけない…。
最初のコメントを投稿しよう!